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　 日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
　*--*--*--*　憲 昭 ｅ た よ り　*--*--*--*　2011/4/10　第419号
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　◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

　メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

　桜が満開になりました。今日は、統一地方選挙前半戦の投票日です。有権者の皆さんは、どのような選択をするでしょうか。

　私は、東海ブロックを中心に駆け回り、東日本大震災の被災者救援と、復旧・復興を訴え、災害に強い街づくりを主張してきました。
　まず、被災者への個人補償を抜本的に引き上げることです。復興の財源は、2兆円の大企業･大資産家減税をやめ､米軍への｢思いやり予算｣を中止し、政党助成金を廃止して、当てるべきだと主張しました。また、250兆円にのぼる内部留保をかかえている大企業に、｢震災復興国債｣を受けてもらうことを訴えました。

　また、原発政策の根本的な転換を訴えました。原発事故については、日本共産党が吉井英勝衆議院議員をはじめ、国会で繰り返し警鐘を鳴らしてきました。しかし政府は、聞く耳を持たず、安全対策をとりませんでした。まさに「人災」そのものです。民主、自民、公明、みんなの党などは原発の推進をとなえていたことについて、何の反省もありません。どこでも、東海・東南海地震の震源域の真上にある浜岡原発をただちに永久停止すべきだという私たちの訴えに共感が広がりました。
　いまこそ、これまでの原発依存から、自然エネルギー・再生エネルギー中心に転換しなければなりません。

　明日から、国会も新しい動きが始まります。大震災に対処する補正予算の編成が政治日程にのぼります。私の所属する財務金融委員会では、来週の火曜日（12日）に、銀行、生保、損保などの代表を呼んで、大震災への対応を質します。

　その裏で、民主党と自民党の大連立の動きもあります。それが、国民生活と民主主義に何をもたらすのか。私たちは、どのような政治をつくっていくのか、政治の基本が問われることとなります。

　◇◆今週の「奮戦記」より◆

　震源域の真上にある中電浜岡原発は、即時・永久停止を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「奮戦記」4月6日付より）

　静岡県御前崎市にある中部電力の浜岡原発は、「いつ起こってもおかしくない」といわれるマグニチュード8級の巨大地震、東海地震の想定震源域の真上にあります。東海地震で“原発震災”が発生すれば、周辺だけでなく広範囲に放射能被害が及び、放射能汚染で救援もできなくなってしまいます。こんな危険な浜岡原発は、即時・永久停止にすべきです。
　ドイツでは、発電量の１６％を再生可能エネルギーでまかなっています。これは福島第１原発１号機の２５基分に相当します。さらに、２０２０年には発電量の３０％以上、２０５０年には８０％の目標をかかげ、長期的な戦略として再生可能エネルギー計画を立てています。
　原発依存のエネルギー政策から脱却するためには、太陽光・熱、風力、水力、地熱、波力、潮力、バイオマスなど再生可能エネルギーへの転換を決断して大胆な目標を掲げ、それを実行するプランを策定することです。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【11.04.10】今日は、統一地方選挙前半戦の投票日です
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110410-200356.html
【11.04.09】知事・県議選最終日、三重県四日市市、津市、静岡県浜松市、静岡市で街宣
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110409-112121.html
【11.04.08】愛知県春日井市、一宮市で訴えました
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110408-114524.html
【11.04.07】愛知県一宮市で屋内演説、街頭演説をおこないました
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110407-200818.html
【11.04.06】震源域の真上にある中電浜岡原発は、即時・永久停止を
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110406-213307.html
【11.04.05】本会議は来週に延期――震災対応と県議・知事選に集中
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110405-225542.html

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