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第131号☆10月28日 今日も財務金融委員会で質問!
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
゜*;・'゜★ 憲 昭 e た よ り ★:・'゜:*:・' 2005/10/28 第131号
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◇◆秘書が語る"今週の憲昭さん"◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんばんは。秘書の山本です。
総選挙後9月21日から行われてきた、特別国会も、来週の11月1日で閉会の予定となっています。今日28日、財務金融委員会が開かれ、カネボウの粉飾決算事件や西武鉄道の有価証券報告書の拒否記載問題など、一連の不祥事を受けて、公認会計士協会会長・四大監査法人理事長を招致して参考人質疑が行われました(この内容については、今日の奮戦記をご覧ください)。さらに、今国会での財務金融委員会が最後となるので、請願審査も行われました。
日本国憲法第16条では、「何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇を受けない」と、全ての人に「請願権」を保障しています。また、請願書の提出を受けた官公庁は、これを受理し誠実に処理するよう、請願法第5条で義務付けられています。
国会に対する請願は、国会議員の紹介が必要です。そのため、全国各地から様々な団体の方々が、請願署名を持って、国会にいらっしゃいます。
佐々木憲昭事務所にも、全国各地から「定率減税の縮減・廃止をやめること」「消費税大増税を行わないこと」「中小自営業の家族従業者の社会的評価、働き分を認めること」「核兵器廃絶と原爆被害への国家補償を」などなど、多くの署名が寄せられました。
請願書の受付期間は、国会開会中の召集日から、会期終了日の1週間前までになっています。今国会は、今週の25日が請願書提出の締め切りでした。25日までにお預かりした請願署名は、憲昭さんが紹介議員となって、国会に提出いたしました。今国会、衆議院には、64種類の請願が提出され、署名総数は354万4938筆でした。
では、提出された請願書は、どうなるのでしょうか。請願の内容に応じて所管の常任委員会・特別委員会に付託されます。委員会では、個々の請願について、本会議で採択すべきものかどうか、内閣に送付すべきかどうかを審査します。
本会議では、会議に付された請願について、採択するかどうかを採決します。採択された請願のうち、内閣で措置することが適当とされたものは、内閣総理大臣に送付されます。内閣からは、処理経過が、毎年2回、国会に報告されます。
今国会、財務金融委員会には、共済年金・税制関係、所得税・消費税関係など9種類の請願が付託されました。
委員会の前に開かれた理事会では、これらの請願についてどうするか、各党から意見が出されました。
自民党の理事は、「ペンディング(保留)にしたい」「理由は、マニュフェストに沿っていないから……」。
民主党の理事は、「ペンディング(保留)にしたい」「全ての項目に反対しているわけではないが……」。
公明党の理事は、「保留やむなし」。……
どういうことでしょう?!
「庶民大増税反対」「定率減税の縮減・廃止の中止」「消費税増税反対」という国民多数の声を「不採択」にするわけにもいかず、「採択」せず、「保留」としたのです。
自民党も民主党も公明党も、紹介議員になっている請願があるにも関わらず、自民党は「マニュフェストに沿っていない」というのですから、まったくスジが通りません。
もちろん、憲昭さんは、理事会で「これだけ所得が低下しているなかで、生活を守る上で重要な請願ばかりだ!採択すべき!」と主張しました。
数は少なくとも、日本共産党の議員は国民の立場からしっかりと主張し、頑張っています。
◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇
●イラクでの米兵死者2000人!負傷者1万5000人!
(奮戦記 10月26日付より)
アメリカのCNNテレビ、AP通信などは、2003年3月のイラク戦争開戦後に死亡したイラク駐留米軍兵士らの数が、2000人に達したと報じました。
その一方、イラク人の死者も膨大な数にのぼっています。――米英などの研究者で作っているNGO「イラク・ボディー・カウント」が集計したイラク人の民間人死者数は、10月19日現在、2万6690人〜3万51人に上っています。
これにたいしてブッシュ大統領は、ワシントンの空軍基地での演説で「この戦争ではより多くの犠牲と時間、そして不屈の精神が求められている」と開き直りました。
しかし、政権への政治的打撃となることは確実です。
国防総省によると、米兵の死者数は開戦からブッシュ大統領の大規模戦闘終結宣言前の2003年4月末までは139人でした。
その後、武装勢力によるテロが続発。死者2000人のうち、93%は同宣言後の死者となったのです。
新憲法案が、25日に「承認される」など、確かに政治日程は進んでいるようですが、24日には、首都バグダッド中心部のホテルが攻撃されており、治安は極端に悪化したままとなっています。
米紙「ウォールストリート・ジャーナル」(電子版)の世論調査では、イラクでの軍事行動を「間違い」と感じる米国民が初めて過半数の53%に達し、「正しい」の34%を大きく上回る結果が出ています(25日)。
また、CBSテレビの最新の世論調査によると、米国民の64%がイラク戦争は「米兵の犠牲に値しない」と考え、59%が「即時撤退すべきだ」と答えています。
ライス米国務長官が出席した19日の上院外交委員会の公聴会では、ブッシュ政権が一向に米軍の撤退スケジュールを含む明確な「出口戦略」を示さないことに対し議員から批判が噴出しました。
26日には、アメリカ各地で、米軍撤退を求める集会が開かれます。
ワシントンの集会では、イラク戦争で息子を亡くし、反戦運動のシンボル的存在となったシンディ・シーハンさんも参加するといいます。
米軍はただちに撤退し、イラクのことはイラク人に任せる以外にないではありませんか。
≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2005.10.28】●障害者自立支援法の採決強行に断固抗議する!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051028-201049.html
【2005.10.27】●医療改悪を許すな請願デモを激励、要請を受けました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051027-200605.html
【2005.10.26】●イラクでの米兵死者2000人!負傷者1万5000人!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051026-213645.html
【2005.10.25】●「義務教育費国庫負担制度堅持」の要請を受けました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051025-143429.html
【2005.10.24】●カネで減税を買う?―こんなことが許されていいのか!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051024-201446.html
【2005.10.23】●次の内閣では消費税増税だって?――財務大臣!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051023-201724.html
【2005.10.22】●大増税―確かにメディアにも変化の兆し!函商同期会
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051022-225622.html
◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html
◎「憲昭eたより」の次号は、11月4日(金)発行予定です。
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