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メールマガジンバックナンバー

第93号☆5月6日 日曜、8日に、岐阜県3ヶ所で「国会報告会」

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   日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
◆──−- - -憲 昭 e た よ り- - - -−──◆   2005/5/6 第93号
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◇◆秘書が語る"今週の憲昭さん"◆◇

 「大型連休」といわれていますが、メルマガ読者のみなさんはいかがお過ごしでしょうか。秘書の石井です。
 連休中の国会は、たいへん静かです。他会派のなかには、先月末から今月8日まで事務所を閉じている所も少なくありません。
 そうはいってもこの間、様々なことが起こり、また、いろんな行事が行われています。憲昭さんは、5月1日のメーデーには、愛知県で参加者を激励しました。私たち国会のスタッフは、東京・代々木公園で開かれた中央メーデーに参加、私は、3日の「憲法集会」(日比谷公会堂)にも参加してきました。
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 真夏のような強い日差しのもと、日比谷公園の木々の緑が目に優しく、生きいきと映える一日でした。少し早めに行ったつもりでしたが、会場はすでに超満員。結局、場外の大型スクリーンを通して、集会に参加しました。日本共産党の志位委員長や社民党の福島党首など、政党関係の方々のスピーチはもちろんですが、集会の前半で「出演」された方々のお話や訴えのひと言ひと言が印象深く残っています。
 故・三木武夫元首相の睦子夫人は、今年88歳。これまで「雄弁は銀、沈黙は金」(沈黙ははるかに雄弁にまさること)と教えられてきたが、「憲法に関してはどうしても黙ってはいられない」と、切り出しました。会場を沸かせたのは三木元首相とのエピソードを紹介したとき。三木元首相に「なんであなたは自民党なんかにいるの?」と問うたとき、「僕がいなくなったら自民党はすぐ憲法を変えてしまう。だから自民党にいる」。
 料理研究家の小林カツ代さんは、神楽坂女声合唱団団長として登壇。「私たちは動物と平和を最も愛する合唱団」と“自己紹介”しながら団員有志とともに、「サトウキビ畑」と「緑の星に」の2曲を歌い上げました。「緑…」はアメリカの「9・11事件」を機に、小林さん自身が作詞された曲です。
 小林さんは、言います。「いままで憲法があって何一つ困ることはなかった。これからも困ることはないでしょう」「どんなことがあっても人を殺すことがあってはならない。また殺されることがないように…。世界中で、この憲法を持てばきっと平和になります」。
 難しい話ではありません。心から平和を願い、その思いの丈を率直に話される小林さんの言葉はいつまでも胸に残ります。一部マスコミも含め、「改憲」の声が年々高まっていくなかで、このように公の場で「改憲ノー」と発言することは、たいへん勇気があると思います。「サトウキビ畑」の合唱には、タレントの山田邦子さんも一部ソロで聞かせてくれました。「私たちは、何党でもありません。強いて言うなら“かわいい党”です」(小林さん)――考え方や立場の違う方々が、各地で広く「9条を守ろう」と声をあげています。そんな熱い思いがひしひしと伝わり、とても励まされる集いでした。
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 さて、連休明けから国会は、再び動き始めます。憲法に関連することでいえば、自民党の新憲法起草委員会が改憲要項を策定予する予定です。民主党も、同党の憲法「改正」のための国民投票法案にもとづき、与党との協議に入ることが報じられています。憲法記念日の3日、ある新聞に見開きで「改憲 扉は開いた」との見出しが踊りました。
 「ちょっと待てよ」と声を大にして言わなくてはいけません。実は、国会のなかでは、この「自民・民主」の“一大政党”傾向が、各委員会をはじめ様々なところで目立ち始めているのです。さる4月27日、介護保険法案が、衆議院厚生労働委員会で採決が強行されました。民主党によるほんのわずかの「修正」を与党が受け入れた結果です。負担増・サービス切り捨ての本質に変わりはありません。連休前にバタバタと閣議決定した郵政民営化法案についても、政府は、「特別委員会」を設置して早期の審議入りをねらっています。
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 「行け行けドンドンでいいのだろうか」「暴走は許されない」――各地の憲法集会でも示されたように、良識ある人々の声と熱い思いは、いま掛け替えのないものです。そんな期待に応えられるように、私たちスタッフはこれからの後半国会も力を尽くします。
 あさって5月8日(日曜日)、さっそく憲昭さんは、岐阜県内3カ所で開かれる演説会で、リアルな国会報告をする予定です。その後は、予算委員会、年金・社会保障両院合同会議幹事会、財務金融委員会と相変わらずの強行日程です。
 これからも、どうぞご支援よろしくお願いいたします。

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●JRの過密ダイヤと“見せしめ再教育”こそ見直せ!
                 (5月2日付「奮戦記」に加筆)

 現在、あの痛ましい事故の技術的・物理的原因の究明がすすんでいます。同時に、その背後にある大きな要因として、高速・超過密のダイヤ編成とミスをした運転士に対する見せしめ的「再教育」が浮かび上がっています。

 JR西日本のダイヤは、並走する阪急電鉄宝塚線より速い快速などを、ラッシュ時に安全対策も不十分なまま無理に3〜5分間隔で走らせる内容になっています。
 国鉄の分割・民営化後の私鉄との激しい競争のもとでの利益優先の姿勢があたと言わなければなりません。
 「しんぶん赤旗」が関係者の話として伝えるところによると、以前は塚口―尼崎間は95キロで走れば間に合う比較的余裕のある区間でした。
 ところがダイヤ改正で余裕がなくなり、110キロを超えるスピードを出さないと間に合わなくなったそうです。
 事故列車はその区間で遅延を取り戻そうとしたため、スピードを出しすぎブレーキをかけるタイミングが遅くなったのではないかと指摘しています。

 「毎日新聞」(5月1日付)には、この「再教育」についての生々しい報道がありました。ある運転士のばあい、ミスをしたため「戒告処分」を受け、就業規則の筆記4日間、花壇などの草取り5日間……など、計14日間の日勤教育も課されたそうです。
 ホームにずっと立たせたまま、入ってくる電車すべてに「私はこういうミスをしました」と言わせるものまであると言います(内容や期間は職場長まかせ)。
 今回事故を起こした高見運転士は、車掌時代に2回、運転士になってからも昨年6月にオーバーランで処分されていました。そのさい、13日間の日勤教育を受けていました。「暗い表情で反省文を書かされている姿が目撃されている」そうです。
 事故を引き起こした直接の責任が運転士にあるとしても、その背後にある要因――「過密ダイヤ」と「恐怖の再教育」、その根本にあるJRの利益至上主義にメスを入れることが必要ではないでしょうか。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
 【2005.05.06】●「再教育」という名の運転士いびりは直ちにやめよ
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050506-192627.html
 【2005.05.05】●救助せず出勤、ボウリング大会…問われるJRの体質
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050505-204812.html
 【2005.05.04】●イタリアでも「イラクから撤兵せよ」の声が強まっている
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050504-222201.html
 【2005.05.03】●憲法改悪に反対する一点で草の根の共同を広げよう
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050503-231104.html
 【2005.05.02】●JRの過密ダイヤと“見せしめ再教育”こそ見直せ!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050502-190634.html
 【2005.05.01】●第76回愛知県中央メーデーで参加者を激励しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050501-210328.html
 【2005.04.30】●兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故を考える
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050430-211145.html

◇◆「ここでお会いしましょう!」〜〜演説会などのお知らせ〜〜◆◇

    *:,..,:*:,..,:* 日本共産党「国会報告会」 *:,..,:*:,..,:*
            5月8日(日) 岐阜県3ヶ所
      13時00分〜 岐阜県・関市・平和通会館にて
      16時00分〜 岐阜県・神戸町・産業会館にて
      19時30分〜 岐阜県・岐阜市・市民会館にて

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、5月13日(金)発行予定です。

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【憲昭eたより】
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      TEL:03-3508-3730  FAX:03-3508-7280
  佐々木憲昭WebSite: http://www.sasaki-kensho.jp
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