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メールマガジンバックナンバー

第90号☆4月15日 明日、名古屋市議補選の応援、松坂市演説会にうかがいます

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
゜*;・'゜★ 憲 昭 e た よ り ★:・'゜:*:・'   2005/4/15 第90号
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◇◆秘書が語る"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。
 今週14日(木)から、「年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議」の議論がスタートしました。昨日の合同会議の内容については、いつものように奮戦記をご覧ください。

 財務金融委員会では13日(水)に、全国銀行協会(全銀協)会長を招いて、いま問題になっている偽造キャッシュカードの問題について参考人質疑が行われました。
 1年前の財務金融委員会でも全銀協会長を招致して、参考人質疑をおこなっています。このとき憲昭さんは、「銀行も障害者や高齢者の利用しやすいATMを設置すべきだ」と要求。全銀協会長は「業界全体のレベルアップを後押ししたい」と約束していました。
 そして、竹中平蔵金融担当大臣(当時)も「政府もそのとりくみを推していく」と前向きに答弁しました。これは、それまでの姿勢とくらべて大きな前進でした。(詳しくは、【憲昭eたより】第45号をご覧ください。)

 質問してから半年後の昨年11月、金融庁が国会の佐々木事務所を訪ねてきました。半年たって、障害者対応のATMがどれだけ増えたか、金融庁・全銀協などがどのような対応をしたかを説明したいというのです。話を聞くと、視覚障害者対応のATMは、昨年の5月と10月で比べると2,630台、37.6%増えたと。
 視覚障害者団体の方々に報告すると、「たった半年でこれだけ増えたのは、国会で追及したからでしょうね」「ぜひ、これからもとりあげてほしい」と喜んでいただきました。

 つい最近も、視覚障害者団体の方々と懇談しましたが、その際、偽造キャッシュカードの対応策で、「生体認証など新しいシステムが導入されるようだが、障害者にとって使いにくいものになるのではないかと不安がある」。「障害者対応のATMが増えたといっても、どの店舗にあるのかわからない」などなど、たくさんの要望をいただき、これも、ぜひ参考人質疑で質問してみようということになりました。

 参考人質疑の質問時間は、たったの10分しかありません。そのなかで憲昭さんは、こう聞きました。――「新しい機器やシステムを導入する場合、障害者や高齢者にとって使いやすいユニバーサルデザインを、常に念頭に置いて検討すべきではないか」。「どこに障害者対応のATMがあるかというのがわからないという訴えがあるので、各銀行のホームページで公表してほしい」と。

 全銀協会長は「障害者への対応をきちんと行うことも大変重要なことだと認識している」との基本姿勢をしめし、生体認証の導入については「複数の生体情報をICチップ内に記録することを可能にしており、障害者の代理人による使用も可能としているケースもある」と答えました。
 障害者対応ATMの公表については、「全銀協のホームページ上に『視覚障害者向けサービスお問い合わせ先』として、銀行の照会窓口と電話番号を掲載している。照会を受けた銀行では、お客様の状況に応じたATM等が設置されている最寄り店を紹介している」と紹介し、「どなたでも簡単に利用できるように、ユニバーサルデザインを念頭に置いて対応策の検討を進めていく」と約束しました。

 実際、全銀協の『モア・バンク』というサイトでは『視覚障害者向けサービスお問い合わせ先』を公表するようになりました。――これは、視覚障害者団体の方々が繰り返し要望し、憲昭さんが質問でとりあげた結果、実現したものです。(『モア・バンク』アドレス→ http://www.morebank.gr.jp/ )
 2月に発表された金融庁の「偽造キャッシュカード問題への対応について」では、「取り組みにあたっては、高齢者や身体障害者を含む顧客の多様なニーズに配慮することが必要である」と書かれており、金融庁は「ここに、『高齢者や身体障害者を含む』といれました」と説明に来ました。
 1年前とくらべて変化していることは確かです。やはり、当事者の皆さんの声が国会を動かし、銀行も政府も動かしているのです。

 郵便局では、ほとんど全てのATMが障害者対応になっていて、それに比べると銀行の障害者対応ATMは、全体の13%。まだまだ遅れています。障害者だけでなく、高齢者にとっても、誰もが使いやすいユニバーサルデザインの考え方に基づいた、銀行利用のための課題は、たくさんあります。
 今、私は、「一人一人の声は小さくても、みんなで声をあげれば、少しずつでも前進はしていく。日本共産党国会議員団の役割は、こういう声を代弁し、一緒に世の中を変えていくことなんだなぁ」と、改めて感じています。これからも、皆さんと一緒になって、頑張っていきます。――今週も、山本でした。

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●竹中大臣・総務委員会“ドタキャン騒動”の真相とは何か
               (4月9日付「奮戦記」に加筆しました)

 竹中大臣が、4月5日の総務委員会をドタキャンしたことは、大きな問題となりました。竹中大臣が出席する予定の委員会が開かれなくなったり、民主党が「すべての委員会の質疑に応じない」などと息巻きました。
 ふり返ると、4月5日の衆議院総務委員会は、午前中、竹中平蔵郵政民営化担当大臣も出席して委員会を開くことが、確かに合意されていたのです。
 ところが竹中大臣は、その日の朝になって、自民党とのあいだで郵政民営化関連法案の調整で「一刻の猶予もない」などといって、突然、出席を取りやめたのです。これは、大臣としての資質が問われるきわめて重大な事態です。総理大臣をはじめ閣僚は、国会で「答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない」(憲法63条)と定められ、国会に出席する義務があるからです。
 ドタキャンは、憲政史上極めてまれな事件です。しかも、その後が悪かった。……その日の午後ひらかれた衆議院本会議で野党議員に追及されて、総務委員会出席について与野党の「合意がなされていたとは承知しておりません」と、言い訳したからです。

 これは、まったく事実に反します。竹中大臣の出席については与野党の間で合意され、質疑のタイムテーブル(時間割)もつくられていたからです。私は、7日の本会議質問でとりあげました。「与野党が合意していた日程を突然欠席するとは、議会軽視もはなはだしい」。「その上、事実と違う答弁をし、『情報収集が不足していた』と、開き直るに至っては、国会を二重、三重に愚弄するもので、絶対に許されるものではない」と言いました。

 前回の本会議での答弁の撤回と謝罪を求めるとともに、「どう責任を取るのか明らかにすべきだ」とただしました。これにたいして、竹中大臣は「遺憾であった」と答えたのです。「遺憾」とは、いったい何でしょうか。これでは、まったく謝罪にもなっていないではありませんか!!
 (その後、議運で細田官房長官の陳謝があり、総務委員会で竹中大臣の謝罪がありました。)

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
 【2005.04.15】●憲法調査会は報告書提出後、静かにその幕を閉じよ
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050415-191351.html
 【2005.04.14】●年金・社会保障両院合同会議に出席し発言しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050414-225433.html
 【2005.04.13】●偽造・盗難カードで、西川全銀協会長に質問しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050413-220624.html
 【2005.04.12】●今日は、国会周辺にも冷たい雨が降る一日でした
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050412-221126.html
 【2005.04.11】●「応益負担」制度の導入に反対する緊急行動で挨拶
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050411-215038.html
 【2005.04.10】●名古屋市長選挙が今日から始まり応援に入りました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050410-212233.html
 【2005.04.09】●竹中大臣・総務委員会“ドタキャン騒動”の真相は何か
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050409-201753.html

◇◆今週の政治経済キーワード=「無認可共済」◆◇

 共済は大きく2つにわかれます。1つは、JA共済や全労済、CO・OP共済、中小企業共済など、「根拠法のある共済」(認可共済)といわれるものです。これらは、たとえば農業協同組合法、消費生活協同組合法、中小企業等協同組合法などの根拠法令に基づいたものです。2つは、上記以外の「根拠法のない共済」です。……
 (続きはこちらから→ http://www.sasaki-kensho.jp/keyword/index.html )

◇◆「ここでお会いしましょう!」〜〜演説会などのお知らせ〜〜◆◇

   *:,..,:* 愛知県名古屋市議補選「街頭演説会」 *:,..,:*
           4月16日(土) 15時30分〜
          名古屋市・緑区・西友前にて

    *:,..,:* 三重県松坂市「演説会」 *:,..,:*
         4月16日(土) 19時00分〜
    三重県・松坂市・コミュニティ文化センターにて

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、4月22日(金)発行予定です。

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