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第89号☆4月8日 あさって日曜日、名古屋市長選挙の応援にいきます!

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
゜*;・'゜★ 憲 昭 e た よ り ★:・'゜:*:・'   2005/4/8 第89号
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◇◆秘書が語る"今週の憲昭さん"◆◇

 めるまが読者の皆さん、こんばんは。秘書の山本です。
 国会周辺は桜が満開となり、今、まさに見頃の季節です。この数日間は、20度を越える気温で、暑いくらいの陽気です。

 さて、外は、春うららかな美しい季節ですが、国会の中は少し様子がおかしくなってきました。
 先週3月30日に行われた財務金融委員会は、3時間、質疑が行われる予定でした。しかし、前日に配布されたタイムテーブルは、与党委員の質疑者が空白のままです。しかも、与党はいつもトップバッターで質疑するのに、一番最後になっています。
 なんか怪しいと思っていたら、案の定、委員会が開かれる直前になって、与党側から「今日は、みんな忙しくて質疑できる人がいないので、委員会は早く終わることにしよう」というのです。
 憲昭さんは、「与党は23人も委員がいて、誰一人質疑できる人がいないというのは、国会軽視も甚だしい」「しかも、タイムテーブルを決めた後に、質疑を放棄するというのは、他党の質疑時間を短くするためでしかない」と抗議しました。
 財務金融委員会での日本共産党の委員は、憲昭さん1人しかいませんから、毎回、憲昭さんが質問しています。それなのに、大勢いる与党が、忙しいといって質疑を放棄するのですから、与党は、国会を何だと思っているのでしょう。

 与党の“国会どうでもいい病”は、だんだん症状が重くなってきて、今週の6日からは“国会欠席病”が蔓延しています。

 6日の財務金融委員会は、13時から14時半まで開かれる予定でした。この日の質問予定者は、公明党、民主党2人でしたが、民主党委員が質疑をはじめると、自民党委員が次々と退席。20人いる自民党委員のうち、約3分の2にあたる13人が委員会から出て行ってしまったのです。
 この日、自民党では、竹中大臣が出席し、郵政改革関係合同部会が開かれていたというのです。委員会を退席したある委員は、「現時点では委員会より郵政民営化問題の方を優先すべきだと判断した」とマスコミに語っています。

 国会の場合、本会議は「3分の1」(憲法第56条)、委員会は「半数」(国会法第49条)が出席していなければ、議事を開いて議決することができないと、定足数が定められています。
 いつも「早く法案を通していただきたい」といっている与党は、通常、委員会の欠席者に代理を立てて、半分を割らないようにしています。しかし、6日の財務金融委員会は、「穴埋め」も間に合わず、自民党委員が戻ってこなかったため、委員会は休憩を挟んで散会になりました。

 それにしても、与党の国会軽視は、あまりにもひどすぎます。
 質問はしない。与野党で日程が合意されていていても、無視して、平気で欠席する。
 国会議員は、国の唯一の立法機関である国会で、主権者である国民の信託を受け、全国民を代表して国政の審議にあたる重要な職務を担っているのです。党の部会に出席するより、国会審議が優先であることは当たり前です。

 7日に開かれた議院運営委員会では、このことについて、自民党委員から「あってはならない。再発防止に努めたい」との謝罪があったようです。
 しかし、自民党の国会軽視は、欠席するだけにとどまらず、自民党の新憲法起草委員会がまとめた新憲法草案の要綱には、「議事の定足数の規定は廃止」という項目を盛り込んでいるそうです。

 この“欠席病”は、財務金融委員会の自民党委員に限ったことではなく大臣にも感染しています。竹中大臣が委員会をドタキャンして、開き直ったのです。

 衆議院総務委員会は、5日の午前中、竹中平蔵郵政民営化担当大臣も出席して委員会を開く合意がされていました。しかし、竹中大臣は、土壇場になって、与党・自民党との「(郵政民営化関連)法案の調整で一刻の猶予もない」といって、出席しませんでした。
 法案に対する内部調整に忙しいから、国会の審議は欠席するというのですから、大臣としての資質が疑われます。総理をはじめ閣僚は、「答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない」(憲法63条)と定められ、国会に出席する義務があるのです。
 竹中大臣も、この理由はちょっとまずかったかなぁと思ったのでしょうか、その日の午後開かれた本会議で野党議員に追及され、総務委員会への出席について「(与野党の)合意がなされていたとは承知しておりません」と、言い訳を変えてきたのです。

 7日の本会議では、憲昭さんがこの問題を取り上げ、竹中大臣の責任を追及しました。
 憲昭さんは、「与野党が合意していた日程を突然欠席するとは、議会軽視も甚だしい」「その上、事実と違う答弁をし、『情報収集が不足していた』と、開き直るに至っては、国会を二重、三重に愚弄するもので、絶対に許されない」と指摘しました。その上で、本会議での答弁の撤回と謝罪を求め、「どう責任を取るのか明らかにすべきだ」とただし、その声が本会議場に響き渡りました。

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●政党助成金―また国民の税金を山分けするのか!(4月3日 奮戦記より)

 先日の池袋駅頭でおこなった街頭宣伝で、「日本共産党は政党助成金を受け取っていない唯一の党」というお話しをしたら、「その話を聞いてカンパする気になった」とカンパしてくれた方がおられ、感激しました。

 しかし今年も、相も変わらず国民の税金を山分けする「政党助成金」の2005年分の配分額を総務省が発表しています。
 政党助成金は、国民1人あたり250円、総額317億3145万円を各政党の国会議員数と得票数にもとづいて分配するものです。
 日本共産党は、憲法に保障された思想・信条の自由を侵害する「税金の山分けだ」として、受け取りを拒否しています。
 国民から見れば、支持もしない政党に強制的に献金させられているようなものではないでしょうか。

 各党の税金分け取り額は、こうなっています。
  自民=154億1910万円
  民主=121億9198万円
  公明=29億7143万円
  社民=10億2766万円
  自由連合=1億2126万円

 ほんとうに、いつまでこんなことを続けるのでしょうか。キッパリと廃止すべきではないでしょうか。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
 【2005.04.08】●財金委で「保険業法改正案」について質問しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050408-181755.html
 【2005.04.07】●衆議院本会議で会社法改正案について質問しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050407-222157.html
 【2005.04.06】●改憲のための国民投票法案に反対するデモを激励
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050406-225104.html
 【2005.04.05】●預貯金過誤払い被害者との懇談会で挨拶しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050405-213551.html
 【2005.04.04】●会社法の勉強会で、専門の学者からお話を聞きました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050404-205547.html
 【2005.04.03】●政党助成金―また国民の税金を山分けするのか!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050403-163230.html
 【2004.04.02】●合併後初の選挙、掛川市の2つの演説会でお話
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050402-220519.html

◇◆「ここでお会いしましょう!」〜〜演説会などのお知らせ〜〜◆◇

    *:,..,:* 名古屋市長選挙「街頭演説」 *:,..,:*
          あさって 4月10日(日)
       11時00分〜 名古屋市・栄バスターミナルにて

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、4月15日(金)発行予定です。

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【憲昭eたより】
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     佐々木憲昭WebSite: http://www.sasaki-kensho.jp
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