国会での活動
【09.03.18】人事院・人事官候補と会計検査員・検査官候補の聴聞会
2009年3月18日、議院運営委員会で人事院・人事官候補と会計検査員・検査官候補から所信を聞くとともに、候補者にたいする各党の質疑が行われ、佐々木憲昭議員も質問しました。
今回、内閣から提案された人事官候補は、日本司法支援センター理事の篠塚英子氏、検査官候補は会計検査院事務総長の重松博之氏です。
佐々木議員は、篠塚氏に、公務員の労働基本権制約の代償機能としての人事院の役割が十分に発揮できるかどうか、公務員の争議権、労働契約締結権などを保障する國際労働基準に従った改革を進めるべきだとするILOの勧告についてどう対応するか、などについて聞きました。
また重松氏には、会計検査院法は内閣に対して独立の地位を有し「常時会計検査を行い、会計経理を監督し、その適正を期し、且つ、是正を図る」とされているが、実際に是正を図った金額はいくらか、とききました。
また、ダムや港などの大型公共事業のムダづかいの指摘がほとんどないのはなぜか、人員が足りないのか、姿勢に問題があるのかとききました。
それぞれの答弁は、前向きの内容が多かったと思います。しかし、具体的な数字などはあげませんでした。