2007年7月2日、久間防衛大臣が、6月30日に「広島・長崎への原爆投下はしょうがなかった」と発言したことに対して、日本原水爆被害者団体協議会が主催する国会内での緊急集会が開かれ、佐々木憲昭議員も参加しました。
　日本共産党から、市田書記局長が代表してあいさつしました。

　集会では、広島・長崎の被爆者から原爆被害の残酷な実態がこもごも訴えられ、久間大臣への怒りの発言が続きました。
　親子、兄弟姉妹、友人、知人を失った悲しみ、被爆から62年の苦しみがどんなに深く重いものであるか、痛感させられました。
　集会では、原爆被害の非人道性、犯罪性に思いをいたし、核兵器は絶対に人類と共存できない悪魔の平気であることを改めて確認しあいました。
　この核兵器が使われたことにたいして、「しょうがなかった」という久間大臣の発言は、絶対に許せないものです。

　集会では、つぎの要求を全会一致で確認し決議しました。

1. 久間大臣は、発言についての誤りを認め、国民に謝罪せよ
   
2. 久間大臣は、責任をとって大臣を辞任せよ
   
3. 安倍総理は、久間大臣をかばうような発言を取り消し、大臣に責任をとるよう指示せよ