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国会での活動

国会での活動 − 国会質問金融(銀行・保険・証券)

【05.08.02】偽造・盗難キャッシュカード問題 金融庁スタディグループ座長、弁護士 参考人質疑

 2005年8月2日、財務金融委員会で、偽造・盗難キャッシュカード等の問題について参考人質疑が行われました。
 参考人として招致されたのは、東京大学大学院法学政治学研究科教授で金融庁の偽造キャッシュカード問題に関するスタディーグループ座長の岩原紳作氏と預貯金過誤払被害対策弁護団事務局長の野間啓弁護士の二人です。  

 佐々木議員は、偽造・盗難カードによる被害だけでなく盗難通帳などを用いた不正引出しなども基本的性格は共通していると指摘。
 衆院を通過した預貯金者保護法案が偽造・盗難カード被害のみを対象としていることは救済対象をごく一部に限定するものであり、今後改めてすべての預金者の被害に対して銀行の責任を明確にした救済策が求められるのではないかと質問しました。
 岩原氏は、「速やかに窓口、預金通帳の問題も含めた立法化がなされるべきだ」と述べ、野間氏は、賛同したうえで金融機関は既に一定金額以上の窓口取引について印鑑以外の本人確認を実行しており、すべての預金者に対する救済策はすぐにできるとの考えを示しました。
 また、野間氏は、「ある被害者は町に出られないとか、銀行の前を歩くと動悸がするとか、うつ状態になっている方もいる」と被害者の深刻な実態を述べ、この犯罪への対策を放置し被害者に冷たい対応をしてきた金融機関を強く批判しました。

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