国会での活動
国会での活動 − 演説・挨拶・懇談、医療・介護・年金・障害者
【05.06.02】障害者施策について「きょうされん」の皆さんと党議員団が懇談
2005年6月2日、障害者が通って仕事をする共同作業所にたずさわっている全国の方々、「きょうされん」の方々と、日本共産党議員団との懇談会があり、佐々木憲昭議員も参加しました。
「障害者自立支援法案」を批判する切実な声が寄せられました。
――「ヘルパーさんに来てもらっている。今度の法律が通ったら家から出ることも、作業所に行くこともできなくなる。60年以前のような“穀潰し”と言われるようになってしまう。60年かけて勝ち取ってきた社会保障の成果を全部ひっくり返そうとしている。廃案にするまで頑張ってほしい」(高知)。
――「消費税を5%に引き上げるときも、福祉に使われると言われていたが、ぜんぜん生かされていない。逆に後退している。これからの自分たちの生活が不安です」(福岡)。
――「これ以上、制度が悪くなったら生活できない。廃案に絶対にさせてください。私たちといっしょに頑張ってください」(新潟)。
――「もし一割の負担によって、共同作業所に行けなくなったら、どうしようかと思った。全国の作業所に通っている仲間がどうなるか。私は、お母さんと二人暮らしです。母親が先に亡くなって一人になったときのことを考えると、とても不安です。施設に通ったら、ヘルパーさんを頼んだら、お金を払わなければならない。そうなれば、ずっと家の中にいなければならない」(広島)。
――「重い障害を持っている子どもたちの小規模作業所を苦労してたちあげてきた。法案が通ったら、ますます施設に入れなくなる。自分の子どもと一緒に苦しい思いをしてきた。冷たい法案が通る前に、それを通した人に子ども達を預けたい」(福岡)。
――「精神医療、精神障害作業所に関わっているが、医療を中断したり自殺したりする人が出てくるのではないかと不安を覚えている」(岡山)。
佐々木議員は、「ほんとうに切実な訴えで、胸を打たれました。皆さんと力を合わせ、「障害者自立支援法案」の廃案を目指して、全力をあげます」と述べました。