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国会での活動

国会での活動 − 国会質問金融(銀行・保険・証券)

【04.03.17】融資一体型変額保険の被害 東京三菱銀行頭取にただす

   2004年3月17日、東京三菱、みずほ、UFJ、三井住友4大銀行の頭取・社長を参考人に招いた財務金融委員会で、佐々木憲昭議員が質問にたちました。

 佐々木議員は、東京三菱銀行から自宅などの競売を迫られている融資一体型変額保険の被害者の「このままでは身ぐるみ剥がされることになり、家族ともども死を意味します……」という訴えを、三木繁光東京三菱銀行頭取に突きつけました。
 「相続税対策」としてバブル期に大手銀行が生命保険会社と連携して販売した融資一体型保険は、保険の運用益を上回って銀行融資の利払いが雪だるま式に膨らみ、数千万円から数億円単位の被害を多発させている商品です。
佐々木議員は、東京三菱銀行が昨年秋以来、被害者に対する一方的な競売申立に拍車をかけていることを指摘して、4億5000万の負債を負わされて自宅に競売をかけられている杉山利一さん(東大阪市)など4人の訴えを紹介。「まともな話し合いなど行わず、自宅を競売にかける。問答無用のやり方だ」と銀行の対応をただしました。

   三木頭取は、「個別の事情と実態に即した対応をしている」と強弁しつつ、強権的やり方を取り下げて話し合いで解決するよう求める佐々木議員に対し「当然そういう解決をしたい。話し合いをさせていただきたい」と述べました。
 佐々木議員は、三木頭取自身が、過剰融資被害を生んている提案型融資を担当取締役として推進してきたことを示し、その責任を棚上げにして、債務者の身ぐるみを剥ぐ進行のやり方を批判し、是正するよう求めました。


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