2003年7月16日、財務金融委員会が開かれ質疑がおこなわれ、日本共産党から吉井英勝議員が質問しました。

　その後、全会派共同提案による委員長提案のヤミ金融規制法案が、全会派の一致した賛成で採択されました。
　委員会終了後、衆議院議員面会所の面談室で、ヤミ金融の被害者救済のために奮闘している弁護士さんや「被害者の会」、民商の「道場」の皆さん方と、懇談・交流しました。
　吉井議員はこの日の質疑の内容について発言があり、佐々木憲昭議員からは、法案成立に至る経過の簡単な報告をおこないました。

　傍聴した方からは、「ようやくここまできたという感じ」「全会派一致で通過したことに感動した」「これからも、高金利引き下げのためにがんばりたい」――などの発言が相次ぎました。

　この法案は、貸金業において、異常な高金利による貸し付け、悪質な取り立てなどの違法行為が多発し、その被害が深刻化しているためにつくられました。
　問題は、この法律にもとづいて、金融庁や警察などがきちんと取り締まるかどうかです。この面でも、さらに監視が必要です。