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国会での活動

国会での活動 − 政治経済キーワードその他

【政治経済キーワード】いっせい地方選挙

2003年3月28日


 3月27日、11都道府県の知事選挙が告示され、いっせい地方選挙が始まりました。

 いっせい地方選挙は、日本国憲法の精神に立った新しい地方自治制度の出発に当たって、1947年4月に全国でいっせいに地方選挙が行われたのが第1回に当たります。その後も、任期満了をむかえる4年ごとに、選挙期日を統一して地方選挙が行われ、今回が15回目になります。

 本来、地方自治体の首長や議会の選挙は、それぞれの自治体が自主的に選挙期日を決めて執行するのが原則です。そのため、特例を定める法律を国会で可決して、全国的に期日を統一しています。いっせいに選挙を行うことで、国民の地方政治に対する関心を高めるとともに、選挙事務の合理化や経費の節約をねらっています。通常、選挙の日程は、任期満了の30日以内などとされていますが、いっせい地方選挙では、3月 から5月にかけて任期満了をむかえる選挙を対象に、選挙期日をひとつにまとめています。首長の死亡や辞職、議会の解散、市町村合併などにともなって任期途中で選挙が行われるケースが重なり、現在では、いっせい地方選挙が行われるのは約半数の自治体になっています。

 一般には、「統一地方選挙」とよばれていますが、日本共産党は「いっせい地方選挙」といっています。これは、首長選挙で革新勢力が統一して取り組む選挙を「革新統一選挙」「統一選挙」などといってきたことから、これと区別するためです。1962年の中央委員会総会以来、「いっせい地方選挙」という用語を使っています。

 いま、自民党・公明党中心の「オール与党」自治体の多くで、巨大開発やムダな公共事業には巨額の税金を投入しながら、住民の暮らし・福祉を投げ捨てるという政治がまかり通っています。日本共産党は、地方自治体が「住民が主人公」という本来の役割を取りもどすために、今回の選挙で全力をあげます。

 今回のいっせい地方選挙の日程は、以下の通りです。

       告示日投票日
知事3/27(木)4/13(日)
政令市長3/30(日)
都道府県議員4/4(金)
政令市議員
一般市議員・長4/20(日)4/27(日)
特別区議員・長4/22(火)
町村議員・長

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