国会での活動
【政治経済キーワード】臨時国会
2002年10月25日
10月18日、小泉改造内閣が発足して初の国会となる臨時国会が開会しました。
国会には、毎年1月に開かれ会期150日の通常国会、衆議院の解散による総選挙のあとに開かれる特別国会、必要性によって臨時に開かれる臨時国会の3つがあります
臨時国会が召集されるのは、内閣が必要とする場合と、衆議院または参議院の総議員の4分の1以上の要求があった場合です。また、衆議院の任期満了による総選挙と参議院選挙が行われたときは、任期開始から30日以内に召集されます。会期は両議員一致の議決で決められます。今回の臨時国会の会期は、12月13日までの57日間です。近年では毎年秋に経済対策などのために臨時国会が開かれています。
今度の国会では、経済危機を深刻化する小泉内閣のもとで、国民生活をどうまもり経済を立て直していくかが大きな課題となります。同時に、北朝鮮による拉致問題の解決と核開発問題、アメリカによるイラク攻撃を許さず国連憲章に基づく平和秩序を守り抜くことが重要なテーマです。さらに国会開会直前に、大島農水大臣秘書官の口利き疑惑が明らかとなり、前国会に引き続いて「政治とカネ」の問題が問われます。