国会での活動
【02.04.18】機密費の執行停止を官邸に申し入れ
2002年4月18日は、予算委員会の野党4党の理事・委員が首相官邸に出向き、総理・官房長官にたいして「官房機密費の執行停止を求める申し入れ」をおこない、佐々木憲昭議員も同席しました。
申し入れの主な内容
- 内閣官房機密費については、昨年来、予算委員会でその資金使途の不透明さが指摘され、また外務省機密費についても内閣官房への上納が行われているとの疑惑が浮上しているにもかかわらず、真相はいまだに明らかにされていません。
- 我々4党は、2月21日、2002年度政府予算案に対する「野党共同組み替え要求」で、昨年に引き続き「機密費の大幅削減」を申し入れましたが、小泉内閣および与党3党はまったく聞く耳を持たなかったことは、きわめて遺憾です。
- 加えて、今年度予算成立後、田中前外相は「官房報償費と外務省報償費について外相時代に公開するつもりだったが、小泉首相と福田官房長官におさえられた」と語っています。
また、宮沢内閣時代、加藤紘一内閣官房長官が官房機密費を国会対策費等に流用していたとみられる疑惑も新たに明るみに出ています。
- 従って、われわれ野党4党は、これまでの資金使途の実態はもちろん、外務省報償費上納問題の真相についても明らかにするよう強くもとめるものです。
政府自らの手や委員会の質疑で真相解明が十分に進み正当な執行が担保されるまで、官房機密費の執行停止を行うよう申し入れます。