国会での活動
国会での活動 − 演説・挨拶・懇談、税制(庶民増税・徴税)
【02.01.12】第41回税研全国集会であいさつ
2002年1月12日、佐々木憲昭議員は、第41回税研全国集会で、日本共産党を代表して、次のような挨拶をさせていただきました。
…税研集会は、毎年、年明け早々に開かれ、その1年の大きなたたかいに弾みを与えてきました。「一年の計は元旦にあり」というが、「一年の計は税研にあり」といわれるほど、大きな成果を上げている。
…小泉政権は、どれほど国民の「痛み」をわかっているのだろうか。失業・倒産は過去最高水準。そのうえ、多重債務者、ホームレス、自殺者の急増など、国民にとっては耐え難い事態となっている。そのうち良くなるというが、何の展望もない。
…その一方で、札幌の元国税局長の脱税、自民党の加藤元幹事長の金庫番の脱税はなんだ! 国民が怒るのも当たり前ではないか。
…いまやるべきことは、最終消費市場・個人消費の拡大だ。ところが、小泉内閣は「構造改革」と称して、リストラ支援、不良債権の早期最終処理をすすめて消費を凍りつかせている。さらに重大なのは、消費税の増税、外形標準課税の導入などを着々と狙っている。
…その一方で、大銀行への税金投入、大企業への減税には熱心だ。このようにして供給側ばかり支援しても、需要不足は一掃できない。
…通常国会も始まる。皆さんと連帯して、いっそう頑張りたい。