奮戦記
【14.08.26】国会議員団のリニア中央新幹線問題プロジェクトチームが発足
日本共産党国会議員団は、穀田恵二衆院議員を責任者、辰巳孝太郎参院議員を事務局長とし、沿線関係議員が参加する「リニア中央新幹線問題プロジェクトチーム」を発足させ初会合を開きました。
リニア中央新幹線(東京―名古屋間)は今秋の着工が狙われていますが、日本共産党はこの建設に反対しています。そのおもな理由は、
▽「時間短縮」に国民的な要望がなく建設には大義がないこと。
▽事業失敗の「穴埋め」で国民への多大な負担と犠牲の押し付けが起きる危険性があること。
▽安全確保への不安を置き去りにする建設計画になっていることです。
同日の初会合で、事務局長の辰巳議員は、地下水の枯渇による生態系と水資源への影響、駅周辺再開発やアクセス道路整備で巨額の住民負担が生じるなど、この間の国会論戦や調査で明らかになった問題点を報告しました。
責任者の穀田議員は、リニア計画は国家的プロジェクトとして行われている大型開発だと指摘し、「建設に反対する国民的運動と一体で取り組んでいきたい」と語りました。