奮戦記
【14.06.05】議運で選挙制度についての第三者機関設置を協議
今日の議運理事会で、選挙制度についての第三者機関を議長のもとに設置することについて協議しました。
私は、「第三者機関の設置に反対だ。現行選挙制度の功罪を評価し、よりよい選挙制度を検討する」という昨年6月の全党合意を棚上げし、それを定数削減にすり替えて、第三者機関に丸投げすることは根本的に間違っている」と主張しました。
今日は、議運に委員を出していない社民党の出席を求め、意見を聞きました。社民党は「第三者機関の設置に反対。選挙制度は民主主義の根幹であり、全党の合意が前提だ」と述べました。
焦点のひとつとなった第三者機関の人選については、自民・公明は「議長にお任せします」と言い、民主は「各党の思いを受け止めて選んでいただきたい」とのべ、維新は「各党推薦者を入れるべきだ」と主張しました。
議院委員長は「各会派の発言を議長に報告する。願わくば各党の合意ですすめたい。会期を考えながら」と述べました。
選挙制度にかかわる重要な問題を、会期末を控えた短期間で特定の政党だけで、しかも数を頼りに強引にすすめることは許されません。