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奮戦記

【13.12.31】可処分所得も消費支出も減少している

 アベノミクスには「物価が上昇すると、上がる前に買おうとする心理が働き、モノが売れて景気が良くなる」という発想があります。
 しかし、可処分所得が減っているとき物価が上がれば「これから生活が厳しくなるから買い控えよう」という心理が働くのではないでしょうか。生活感がズレていますね。

 これにたいして「可処分所得増えましたよ」という反論がありました。
 それは、短期的な指標か個別の指標を見ていっているのでしょう。
 実際には、図のように90年代の半ばから可処分所得は「減り続けている」のです。それにともなって、消費支出も減っています。  

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