奮戦記
【13.12.23】貧富の差の拡大は国税庁の統計からも明らか
貧富の格差が大きくなっているのは、国税庁の統計からも明らかです。「民間給与実態統計調査」によりますと、図のように年間給与総額が100万円以下、200万円以下、300万円以下の階層が、1990年代の前半からじわじわと増加しています(棒グラフ)。
平均給与総額は、1997年がピークで次第に低下しています(折線グラフ)。全体として、サラリーマンの所得低下が起こっているのは、ワーキングプアとも言われる低賃金労働者が増えているからです。
その原因は、雇用不安と低賃金のもとで働く非正規雇用の増大にあることは明らかです。