財務金融委員会で、日本銀行の黒田総裁に質問しました。

　私は、異次元の金融緩和で日銀と銀行の間にじゃぶじゃぶとお金が溜まるが、銀行から先に流れていない。家計を中心とする内需が落ち込んでいるからではないか、とききました。日銀総裁は以前よりも良くなっているとしか答えませんでした。

　また私は、物価上昇が大きいのは、ガソリン、電気代、ガス代などで、生活と営業を直撃していると指摘しました。日銀は、２年で２%の物価上昇を目指すとしていますが、消費税増税が加わったら４%程度上昇することになります。所得がそれ以上に上がらなければ、生活が維持できません。

　黒田総裁は「景気が回復したら」うまくいくと、夢のような話だけでした。私は、このままいくと、生活も営業も破綻する危険があると指摘しました。