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奮戦記

【13.07.15】「党名変えたら」に答えて(facebookより)

 「共産党は名前を変えたら?」――選挙戦最終盤の対話の中で、こう言われることがあります。
 日本共産党は、7月15日で、党をつくって91周年になります。日本の政党が離合集散を繰り返し、党名もコロコロ変える中で、戦前から一つの政党名で貫いているのは日本共産党だけです。戦前は命がけで侵略戦争に反対し、戦後は大企業・財界優先、アメリカ言いなりの政治をただすために、一貫してがんばってきたただひとつの党です。

 「共産」とは、ラテン語のコムニス(共同社会)からきた言葉です。コンミューン、コミュニティ、コミュニズなども、そこから出た言葉です。ほんとうに自由で平等な社会、1人ひとりの個性が花ひらく社会めざす──私たちの党の名前には、この理想がこめられています。この理想があるから、どんな困難があっても不屈にがんばることができるのです。

 戦前、天皇のいうことは絶対という専制主義の日本で、どんな迫害にも負けず、「戦争反対」「主権在民」をつらぬきました。その主張は、いまの憲法の平和と民主主義の原則にみのりました。戦争推進に手をかして体制翼賛会に参加した他の党は、戦後、恥ずかしく同じ名前を名乗ることはできませんでした。日本共産党は、反戦平和・民主主義を掲げた党として、堂々と胸を張って戦後も活動を続けることができたのです。

 「共産」ときくと、旧ソ連など自由のない社会を想像するかもしれません。ソ連はスターリンの時代から、外国にたいしては覇権主義、国内に対しては専制主義で、本来の社会主義・共産主義とはまったく違うものでした。日本共産党は、その問題点を指摘しソ連からの干渉を断固はねのけ自主独立の立場を貫きました。ですから、ソ連が崩壊したとき、日本共産党は「もろ手を挙げて」歓迎したのです。

 「何となくこわい」とか「ソ連や北朝鮮の仲間なのでは」と感じる人がいるのは、戦前・戦後の長年にわたって、支配層が意識的に反共宣伝を流してきたことなどに原因があります。

 日本共産党がこれほど話題になるのは、国民の立場で頑張る日本共産党を支配層が恐れている証拠でもあります。悪い政治をこれからも続けようとする人たちが、もっとも恐れる手強い相手が日本共産党なのです。私たちはこの党名に誇りを持ち、これからも大切にしていきたいと考えます。

 新しい世の中を「共に産みだす」ため、あなたもどうぞ日本共産党に力をお貸しください。
(加筆再掲 13.07.16)


「どうして、『共産党』の名前がこんなに話題になるんでしょうか」と入れてみるのはどうでしょうか。 の声にこたえて

 東大教授の松原隆一郎さんが、こう言ったことがありました。
 「共産党の寸評は『党名を変えなくてよかったですね』かな。我々はずっと党名を変えなさいと主張してきましたが、新党がボコボコ生まれて党名がコロコロ変わる現実を見ると、変えなくて正解でした」(『週刊朝日』)。

  ひらひらと蝶が舞うように…
花の名前はストレプトカーパス(イワタバコ科の多年草)

佐々木憲昭twitterより

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