奮戦記
【13.06.20】G8の多国籍企業による税逃れをふせぐルール作り「合意」を受け(facebookより)
◆「社説・海外へ逃げる税 問題は企業だけでない」(東京新聞)を受け
今日の「東京新聞」の社説が、それなりに面白い。
G8首脳会議で多国籍企業による税逃れを防ぐルール作りで「合意」したことを受けてこう指摘している。
「高額所得者や大企業はうまく納税義務を逃れ、ツケは中・低所得者が負っている実態」「税逃れの術を持つ金持ちはますます富み、術のない弱者はますます重税に苦しむという不公平な社会」を告発。その上で「各国の法人税引き下げ競争も、税負担の圧縮を狙う企業や富裕層の課税逃れに手を貸している。企業には社会的使命があるはずだ。株主の利益ばかりを優先し、納税をコストのように考えて減らすのは、社会や消費者への背信行為である」と述べている。
社会の極分化の進行と、税の階級的な性格が「無意識」のうちに指摘されている。
安倍内閣が進めうとしている設備投資減税や法人税減税、消費税増税の弊害は、もはや誰の目にも明らかだ。
おたふく紫陽花!
佐々木憲昭twitterより