奮戦記
【11.12.30】消費税増税の時期――半年先送りで何が違うのか?
民主党は昨日も、税制調査会、社会保障と税の一体改革調査会の合同総会を開きました。
野田総理は、「困難があったとしてもこの国の将来のために、今、避けては通れない。われわれが結論をだそうではありませんか」と訴えたそうです。
そのうえで、消費税率を「2014年4月に8%、15年10月に10%」とすることを提案し、前日28日に提案された増税時期をそれぞれ半年先送りしたといいます。
しかし、消費税増税の時期を半年先送りしたからといって、いったい何が違うのでしょう。被害を、半年先送りしただけではありませんか。
民主党は今後、党内で「意見集約」した素案を、政府・与党間で「年内をめどに」とりまとめる方針です。
その後、自民党や公明党と協議し来年の3月までに法案を提出するとしています。
いったいあの「4年間は上げない」(鳩山元総理)という公約は、どこにいったのでしょうか。
民主党の議員9人が増税方針に反対して離党届を提出するなど、離党者は計11人にのぼっています。
野田内閣の“暴走”ぶりは、いよいよ明らかです。
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