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奮戦記

【11.10.19】憲法審査会を始動させることに反対。愛知の皆さんと政府交渉

   議院運営委員会理事会がひらかれ、明日開会される臨時国会の本会議で改憲原案を発議・審議する憲法審査会委員の選任を行うことについて協議しました。

 民主党は、自公両党の求めに応じて始動させたいと表明しました。
 これに、自民党、公明党が賛成し、日本共産党と社民党は反対しました。
 私は、「いま国民は改憲を求めていない。選任を本会議の議題にすることには反対だ」と主張しました。
 また、憲法審査会を定めた2007年の国民投票法(改憲手続法)は、審議も不十分なまま自民党と公明党が強行採決したもので、多くの国民と野党の抗議で審議が始められなかったと指摘しました。
 そのうえで、同年の参院選で改憲をマニフェストに掲げた安倍政権も国民から「改憲ノー」の審判を突きつけられたことをあげ、「国民の意思は明白だ」と主張しました。

   その上で、東日本大震災から7ヶ月を経て被災者が賢明に復旧に取り組んでいる今、「国民が求めているのは改憲ではなく日本国憲法を生かすことだ。委員を選任して審査会を動かす必要は全くない」と述べました。

 憲法審査会は、国民投票法が成立したのを受けて、同年8月に衆参両院で設置しましたが、国民世論などに押されて、民主党は委員の名簿を提出できずにいました。
 しかし民自公3党は、今年5月、憲法審査会規程を成立させるなど審査会始動の体制づくりをおこなってきました。

愛知のみなさんと政府交渉に参加しました

   愛知県の皆さんとごいっしょに、政府交渉を行いました。

 私が出席したのは、防衛省との交渉です。その内容は……
 昨年10月に締結された航空自衛隊の空中給油機が共同訓練の際に、米軍機に給油できる「覚書」を公表すること、また、それを破棄し撤回すること。
 「覚書」の内容、締結された経緯について、県営名古屋空港管理者である愛知県を始め、周辺自治体の名古屋市、春日井市、小牧市、豊山町に説明することはもちろん、空中給油機を配備している自衛隊小牧基地のある愛知県に対してに対して説明を行うこと。

   この交渉に参加したのは、日本共産党愛知県委員会常任委員の本村伸子さん、日本共産党名古屋市千種・守山・名東地区委員会常任委員の黒田二郎さん、前名古屋市議会議員の榑松順子さん、豊橋市議の斉藤啓さん、などです。国会から日本共産党参議院議員の井上哲士さん、衆議院議員の私が参加しました。

原発ゼロの請願署名を受け取りました

 愛知県の皆さんが、苦労して集めた原発ゼロの請願署名を託されました。井上哲士参議院議員と私が受け取り、その実現のために頑張る決意を表明しました。  

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