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奮戦記

【11.08.30】財界に歓迎される総理大臣で良いか?

   衆参両院は今日、菅内閣の総辞職を受けて首相指名選挙を行い、民主党の野田佳彦代表を総理大臣に指名しました。

 野田氏が民主党の代表になった途端に、財界が諸手を挙げて歓迎したのがたいへん印象的です。
 経団連の米倉弘昌会長は、「ジャパンドリームの実現だ」と手放しで歓迎し、「民主党の先生方は最終的に非常にいい結論を出された」と評価したそうです(29日)。

   米倉会長は、野田氏について「かねてから税制・社会保障に通じた非常に安定した行動力のある政治リーダーだと思っていた」とのべ、「大連立でも緩やかな協調でも、どんな形でもいいから挙国一致体制で望んでもらいたい」と言っています。

 この発言は、法人税減税・消費税増税、そのための大連立を推進する総理だということを、逆に証明していると言えるでしょう。
 これでは、自民党政治への回帰です。――庶民に負担を強い、財界に諸手を挙げて歓迎される総理で良いのでしょうか。

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