参院本会議で、赤字国債発行のための特例公債法案の質疑が行われました。

　その質疑内容を聞いていると、自民党が消費税増税をあおり、民主党がそれを進めようとしている危険な傾向が明らかとなっています。
　たとえば、自民党の愛知治郎議員は、「誰が反対しても増税をする覚悟があるのか」と述べて消費税増税を迫りました。

　答弁で野田佳彦財務大臣は、「社会保障給付の多くが赤字公債でまかなわれている」と述べながら、消費税率の引き上げを主張し「今年度中に、必要な法制上の措置を講ずるべく議論を進めていく」と述べました。

消費税大増税を、自民が煽れば民主党がそれに乗るという危険な2大政党の姿が、浮き彫りになりました。

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