ドイツ連邦参議院（上院）は７月８日、国内にある全原発を２０２２年までに順次廃止する原子力法改正案を賛成多数で可決しました。（「しんぶん赤旗」による）

　これは、６月末の連邦議会（下院）での可決に続くもので、法案は成立しました。
　法律では、稼働を凍結していた旧式の原発７基と故障多発で稼働を停止している１基の計８基をそのまま廃止するとしています。

　さらに、残る９基については１５年、１７年、１９年に各１基、２１年に３基、２２年に３基を閉鎖する予定です。

　連邦参議院は、この日、原発の代替エネルギーとして再生可能エネルギーを促進する再生可能エネルギー発電促進法も可決しました。
　それによると、再生可能エネルギーの発電量の割合を、現在の１７％から２０年に３５％、５０年に８０％に引き上げることにしています。

　――日本も、大いに参考にすべきです。

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