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奮戦記

【11.06.18】どこから見ても道理がない「消費税10%」ごり押し

   政府・与党が「社会保障と税の一体改革」を協議する成案決定会合(議長・菅直人首相)が、最終案を固めたと報道されています。

 それによると、「平成27年度(2015年度)までに段階的に消費税率を10%まで引き上げる」と消費税5%増税を明記しました。
 菅内閣は、あくまでも消費税増税を押し通そうとしており、「23年度(2011年度)中に必要な法制上の措置を講じる」と書き込んでいます。
 つまり、来年3月までに増税法案を通すということです。
 そうなると、この次の1月召集の通常国会で通すといことになります。

   消費税率の引き上げ開始時期については、「次期衆院選までは行わない」(与謝野馨経済財政担当大臣)ことを前提に明記しなかったと説明しています。

 しかし、総選挙で是非を問うこともなしに、消費税増税法案を国会で通すことは明らかに公約違反です。
 大震災で国民生活と日本経済が大打撃を受けたこの時期に、消費税増税を強行したら、重大な景気後退を招くことになります。

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