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奮戦記

【11.06.07】「辞任時期」と「大連立」をめぐる駆け引きが激化

   菅総理は、午前の閣僚懇談会で退陣時期について「常識的に判断したい」と明言を避けました。

 枝野官房長官は「常識的というのは、常識的としか言いようがない」と述べたそうです。
 木で鼻をくくったような話です。
 これに対し自民党は、復興基本法案を除いて法案審議に協力しない方針を表明。自公両党は幹事長・国対委員長会談を開き、民主党政権への対応に関して、新代表の選出を待って判断することでも一致したと報道されています。

   さらに政府内部でも、中山経済産業政務官などは、当面は総理の対応を見極めつつ、退陣時期をいつまでも明確にしない場合は、両院議員総会開催を執行部に求め、退陣を迫る方針を確認したといいます。

 まったく、どうなっているのでしょうか。
 第二次補正予算案編成の“前か後”に退陣とも言われていますが、何よりも重要なのは、どのような補正予算案を編成するか、ではないでしょうか。
 「いつまで政局をもてあそんでいるのか!」――これが、被災地をはじめ多く国民の気持ちです。

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