奮戦記
【11.06.05】大阪維新の会が審議抜きで議員定数削減を単独強行
あまりにも異常と言うべきです。――橋下徹大阪府知事が率いる「大阪維新の会」府議団が提出した府議会議員定数削減条例案は、審議がいっさいないまま、4日未明、日本共産党、公明党、自民党、民主党が採決に反対して欠席する本会議で、事実上の単独可決を強行しました。
可決された「維新の会」の条例は、現在の定数109を88に21も削減する全国でも例をみない異常なもので、1人、2人の選挙区は9割になり、多様な民意・少数意見を切り捨てるものです。
3日には、「君が代」起立強制条例案の単独強行可決がおこなわれ、それに次ぐ暴挙にたいして多くの府民から怒りの声があがっています。
日本共産党は、「府民と民主主義にとって重大な問題をまともな議論もせず、拙速に決めるべきではない」と主張してきました。
「維新の会」は、マニフェストに掲げていたからと突っぱね、本会議延長を強行し、閉会直前に条例案を上程、採決する挙にでたのです。――やり方も、民主的手続きを踏みにじるものです。
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