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奮戦記

【11.05.03】今日は憲法施行64周年記念日――憲法を暮らしに生かそう

   未曽有の大震災と原発事故のなかで、憲法施行64周年記念日を迎えました。

 避難所での生活支援や仮設住宅の建設にあたって、憲法の精神を全面的に貫くことが求められています。
 また、被災地の復旧・復興にあたっても、被災者の生活再建こそ復興の土台という見地に立つべきです。
 そのため、日本国憲法の地方自治の精神を全面的に発揮すること、「計画は住民合意で、実施は市町村が主体に、財源は国が責任を持つ」という原則を貫くことです。
 国が上から復興計画を押しつけるやり方は、とるべきではありません。

   今日の「朝日新聞」に報道された世論調査では、「憲法9条を変えない方がよい」が59%、「変える方がよい」は30%でした。

 震災への政府の対応が不十分だとして、「非常事態宣言」を憲法に書き込み、個人の権利を制限しようとする動きがありますが、たいへん危険です。
 政府の対応が不十分案のは、憲法のせいではありません。
 民主党は、参議院議院運営委員会理事会で、参院憲法審査会の運営案を示したと報道されています。
 改憲につながるいかなる動きにたいしても、厳しく対処しなければなりません。

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