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奮戦記

【11.04.21】議運委理事会で本会議決議の扱いを議論

   衆院議運委員会の理事会で、明日の本会議で提案される決議案の扱いについて議論しました。

 本会議で提案される決議案は「東日本大震災に関する決議案」「東日本大震災への国際的な支援に対する感謝決議案」「日独交流150周年決議案」の3本です。

   このうち、「東日本大震災に関する決議案」について、私は、最低限2点を盛り込むように提案してきました。

 ひとつは、復興計画について、被災者の生活再建と地域社会の再建を基本とし、計画を上から押しつけるのではなく住民の意見を尊重し合意を得てすすめることです。
 ふたつは、原子力行政について、事故についての反省、原発の総点検、政策の見直しなどを盛り込むことです。
 残念ながら、この提案は取り入れられませんでしたので、震災決議案は不十分であり弱点を持つものとなりました。
 そのため、共同提案には加わらず、態度としては賛成します。

 「東日本大震災への国際的な支援に対する感謝決議案」については、賛成であり、共同提案者になります。

   日独交流150周年決議案」については、当初、議運理事会に提示された決議案は、「両国はその侵略行為により、近隣諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えることとなった」と「侵略行為」に言及していました。

 ところが、その後に提出された決議案は、「侵略行為」が完全に削除され、「各国と戦争状態に入り多大な迷惑をかけるに至り、両国も多くの犠牲を払った」と書き換えられたのです。
 これは、到底容認できるものではありませんので、この決議案には反対します。
 私は、明日の議院運営委員会では、この立場で意見表明をするつもりです。

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