奮戦記
【11.03.09】市田書記局長が「子ども手当法案修正案」を民主党に提示
日本共産党の市田忠義書記局長と民主党の岡田克也幹事長が、国会内で会談しました。
市田氏は、その場で子ども手当法案修正案の骨子を民主党に示しました。
その主な内容は、(1)2011年度限りでない恒久法化(2)月額1万3000円の維持(3)給食費などの天引き禁止(4)年少扶養控除廃止の見直し等です。
日本共産党は、政府から提案されている3歳未満に7000円を上積みする子ども手当法案には反対する方向ですが、「法案を廃案にして児童手当に戻す立場ではない」(市田書記局長)とのべ、今日の会談では、「各党が考えを持ち寄って年度内に修正、成立させるべきだ」と主張しました。
これに対して岡田氏は、「与野党で修正に一致するのは難しい」として「つなぎ法案を来週早々に提出したい」と提案しました。
市田氏は「検討に値する」と応じました。
日本共産党は、「我々は民主党政権に手を貸そうということではない」と述べたうえで、対象者や受給額が減るなど国民生活に支障の出ないようにすべきだと主張、つなぎ法案については前向きに検討する方針です。
.
.