奮戦記
【11.02.02】消費税増税のための「超党派協議」には応じられない
菅直人総理は、社会保障と税の一体改革に関する超党派協議を呼びかけています。
しかしその中身は、社会保障を呼び水にしながら、出口は消費税増税ということは、どこから見てもはっきりしています。
大企業向けに巨額の法人税減税をしながら、その一方で庶民生活を直撃する消費税増税をねらうのは、言語道断です。
これに、唯々諾々とくみするわけにはいきません。
その一方、政府・与党として、社会保障と税の「一体改革」を議論する社会保障改革検討本部を設置するとしています。
しかし、その中心メンバーを見ると、自公政権で厚労大臣を務め「消費税率は15%近くに」と主張した柳沢伯夫氏(城西国際大学長)、自公政権下で財界が主導した司令塔「経済財政諮問会議」のメンバーである吉川洋東京大大学院教授、渡辺捷昭トヨタ自動車副会長など、自民党と財界系の人々です。
これだけ見ても、民主党政権も自公政権も何ら変わらないことを示すものです。
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