名古屋市の河村たかし市長の支援団体が提出した、市議会解散請求（リコール）署名が、住民投票に必要な数を１万２００４人分下回ったと市選挙管理委員会が発表しました。

　市選管は、提出された署名４６万５６０２人分のうち１１万１８１１人分（全体の２４％）を無効と判定し、有効を３５万３７９１人分としました。
　必要な署名数は、有権者の約２割の３６万５７９５人分です。
　署名は２５日から来月１日までの７日間、各区で一般公開（縦覧）され、異議申し立ての受け付け・審査をおこないます。
　その結果、有効署名数が確定するのは、１２月中旬になる見込みです。

　署名期間中、「署名簿が回覧板と一緒に回ってきた」「受任者名のない署名簿が喫茶店に置かれていた」など違法な署名集めに関する情報が多数寄せられたことから、市選管は異例の「注意談話」を発表していました。

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