奮戦記
【10.11.12】政党助成金ため込み――「事業仕分け」の蓮舫大臣がトップ
倫理選挙特別委員会が開かれ、私も質問しました。
そのなかで、日本共産党以外のすべての政党が受け取っている政党助成金の残金が、政党本部と国会議員の政党支部の「基金」として、総額44億円もため込まれている実態が明らかになりました。
私は、税金を山分けする憲法違反の政党助成金は廃止すべきだと主張しました。
閣僚では、事業仕分けを指揮する蓮舫行政刷新担当大臣が1983万8527円でダントツです。
私は、菅内閣の閣僚だけで総額4259万円もの「ため込み基金」があると指摘しました。
ところが、片山善博総務大臣は、「残すのが悪ならば、使わなければ損だという話になる」などと開き直り、「ため込み」を正当化しました。
私は「これこそ『仕分け』の対象だ」と指摘し、「国民の目から見ても、残額は国庫に返納させるのが当然だ」と強調しました。
また私は、政治資金収支報告書では、1円以上の領収書公開を義務づける一方、政党助成金の公開対象は「5万円以上」のままで、閲覧以外は複写もできないと指摘しました。
税金が原資の助成金は、1円でも公開が当然ではないかと迫りました。
片山大臣が「政党の自律的チェック機能にゆだねるべきだ」と答えたのに対し、私は今日の答弁には失望したと批判しました。
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