奮戦記
【10.05.14】生存権を脅かす地方税徴収行政の是正を求める集会で挨拶
全国商工団体連合会が主催する「生存権を脅かす地方税徴収行政の是正を求める5・14緊急院内集会」が衆議院第一議員会館で開かれ、私と塩川鉄也衆議院議員、仁比そうへい参議院議員が参加し挨拶しました。
今日の集会には、業者や地方議員など全国17の都道府県から60名を超える参加者があり、熱気につつまれました。
年金や児童手当などをいきなり差し押さえるなどの強権的な地方税徴収は、人権を侵害するだけでなく生存権をおびやかしています。
私が、財金委の質問で取り上げた千葉県長生村では、年金を差し押さえられた高齢者が餓死するという痛ましい出来事がありました。
このほか、熊本県内では、移動たこ焼き屋さんが、たこ焼き車を差し押さえされて一家6名が心中した事件もありました。
サランラップやぺ−パ−タオルなど生活必需品まで差し押さえされて公売にかけられるという信じられないような事態まで発生してます。
他方で、強権的徴収にあたる公務労働者が定員削減のなかでノルマに追われ、滞納者の実情を聞くゆとりさえないという実態があります。
この背景には、国の三位一体改革のもとで自治体財政をひっ迫させているという問題があります。
私は、納税者の権利を守るために、ともに連帯してたたかう決意を述べました。
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