奮戦記
【10.05.11】雨のなかデモ激励。与党の強引な国会運営を批判
雨のなか、自由法曹団や全労連などが主催しておこなわれた労働者派遣法の抜本改正を求める請願デモを激励しました。
デモは、日比谷公園から出発し、衆議院議員面会所前〜参議院議員面会所前に向けて行われました。
政府提案の労働者派遣法改正案は、常用型派遣を規制対象から外したり、26業種について登録型派遣を認めるなど重大な欠陥を持っており、このままでは8割の労働者が規制からはずされてしまいます。
この欠陥を修正して抜本改正をすすめることが求められています。
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議運委──与党・民主党による強引な国会運営を厳しく批判
民主党など与党側は、今日の衆院本会議を与野党の合意をえないまま、議運委員長職権で決定し、環境アセスメント法案の質疑をおこないました。
前日の議運理事会では、野党側が連休明けの国会運営について、まず「政治とカネ」や普天間基地問題での予算委員会・集中審議を行うことを約束せよと要求していました。
与党側がこれを拒否したため、与野党の主張が平行線のまま本会議の開会に至ったものです。
また与党は、防衛施設周辺整備法案など9つの法案・承認案件を、本会議での趣旨説明・質疑なしに、関連する各委員会に付託することを提案し、議院運営委員会で採決し決定しました。
この委員会には、自民党と公明党が欠席しましたが、私は出席して次のように発言しました。
──「国会運営は各党合意のもとで円満におこなわれるべきであり、合意なしに委員会を開いたことに強く抗議する。各党が本会議での趣旨説明をもとめている案件については協議のうえ調整すべきであり、一方的に採決で決めるべきでない」と厳しく批判しました。
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