奮戦記
【09.06.05】憲法審査会規程と臓器移植法改正案の強行に反対する
私が所属している議院運営委員会で、憲法審査会規程と臓器移植法改正案の審議・採決をめぐって、不穏な動きが強まっています。
昨日の議院運営委員会理事会で、自民・公明の与党は、憲法審査会の規程制定について9日(火)の議運委で、日本共産党と社民党の代表を参考人として招致し意見聴取したうえ、11日(木)の衆院本会議で採決することを求めました。
私は、「規程案を議題として論議を進めること自体に反対であり、そのような場を設定することも認められない」と主張し、「どうしてもやるというなら、党としての態度表明は行う」と述べました。
民主党と社民党は、参考人の意見聴取に賛成しましたが、規程案を11日の本会議で採決することに反対の意向を明らかにしています。
小坂憲次議運委員長は、規程案の採決日程を、8日(月)の理事会で正式に決めるとしました。
臓器移植法改正案について衆院本会議で9日に「中間報告」──日本共産党は反対
これまで厚生労働委員会で審議している4つの臓器移植法改正案について、9日(火)の本会議で田村憲久厚労委員長の「中間報告」を行うことを決めました。
「中間報告」というのは、審議中の法案について、委員会で結論を出さないまま、審議を打ち切り、本会議で直接採決を行うことをねらうものです。
私は、「慎重に議論すべきであり、『中間報告』し、採決するというやり方はするべきでない」と反対を表明しました。
小坂憲次委員長は「それは貴重な発言だ」としながら、「しかしいつまでも審議を続けるというわけにはいかない」と述べました。
民主、社民、国民新の3党の国対委員長も3日(水)の会談で、今月中に衆参両院での採決をめざすことを確認しています。
厚労委員会でも、まだ審議中のものであり、そう拙速に結論を出せる状況にはありません。
日本共産党の第8回中央委員会総会が終わりました
日本共産党の第8回中央委員会総会が終わりました。
2日間の討議で、37人が発言しました。
今日は、東海ブロックの八田ひろ子比例予定候補・元参議院議員、愛知県委員長、三重県委員長が活動報告と決意を述べました。
雇用問題や核兵器問題で、各地・各界の方々との共同・懇談がおこなわれ、日本共産党への共感が広がっていることも明らかになりました。
「2大政党」づくりの動きのもとで、どのようにして前進を勝ち取るかについても、新しい強調があり討論がおこなわれました。
総選挙・都議選をたたかいぬく決意がみなぎる意気高い総会となりました。
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