奮戦記
【09.05.07】政府の「財政の健全化」とは消費税大増税のこと?
衆院予算委員会は、今日から麻生太郎総理大臣と全閣僚が出席して2009年度補正予算案の審議をはじめました。
午後の質疑で、与謝野馨財務・金融・経済財政担当大臣は、2011年度にプライマリーバランス(基礎的財政収支)を黒字化する政府目標について「達成は困難になりつつある。旗は相当痛んでいる」との厳しい認識を表明しました。
その上で「景気回復を最優先としつつ、財政健全化に取り組んでいる」と述べ、新たな財政健全化目標の設定に向けて議論を加速させる考えを示しました。
しかし、こんどの補正予算でムダと浪費のバラマキを行って財政赤字を膨らましたうえ、「健全化」を唱えても、まったく説得力はありません。
しかも、「健全化」の名で消費税の大増税をねらい、そのツケを国民にまわすなどもってのほかです。
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