奮戦記
【09.04.25】児童手当の差し押さえを全額返却させたと電話がありました
私は、4月17日の財務金融委員会の質問で、地方税の滞納を理由に税務当局によって児童手当が差し押さえられた事例を取り上げ、「違法な差し押さえだ。ただちに調査し是正せよ」と求めました。
これにたいし、与謝野大臣は「児童手当は、子どもの養育に使うという目的に達せられるべきものだ」と答弁。禁止されている「権利の差し押さえ」は、受給者が「(差し押さえによって)実際に児童手当を使用できなくすることも禁止するように解釈するのが正しい」と明言しました。
最近、山口県岩国市の市議さんから、私の事務所に嬉しい電話がありました。
――岩国市では、国保の滞納を理由に児童手当の支給が中止される事例が発生しましたが、市役所と交渉し撤回させました。国会での佐々木議員の質問がのった4月18日の「赤旗」報道の切り抜きを示したら、大きな力になりました。
担当者は、「いったん(当人の)預金に入ったお金だから他のお金と区別できない」と正当化していましたが、市議が佐々木質問の赤旗切り抜きを示しながら、児童手当法の趣旨などを説明すると、「返却する」と態度を改めた。――というのです。
そして、児童手当の差し押さえ分は全額返却されることとなったそうです。よかったですね。
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