奮戦記
【09.03.24】産業活力再生法改正案の質疑がはじまりました
衆議院の本会議が開かれ、「産業活力再生特別措置法等の一部を改正する法律案」(産活法案)の提案理由説明と質疑がおこなわれました。
日本共産党から、吉井英勝議員が質問に立ちました。
この法案の目的は、企業のROE、株主資本利益率の向上のために事業の「選択と集中」、リストラを支援するものです。
この間、大企業は史上空前の儲けを上げ、株主配当は3倍にもなりましたが、労働者の賃金は下がり続け、家計は冷え込みました。
法改正案は、これをいっそう加速するものです。
法案では、一般の事業会社に対する政策金融機関による公的資本の注入・損失補填について、どのような企業が出資の対象になるのか、その判断基準は何か、際限のない財政負担を招かない歯止めはあるのか等々、疑問だらけです。
そのうえ、出資先企業の経営責任、株主責任についての言及もありません。
最終的に国民負担になる可能性のある公的資金の投入にしては、あまりにもルーズな法案です。
明日は、財務金融委員会で2回質問します
明日(25日)は、財務金融委員会が開かれ、私はで2回質問します。午前中に一般質問がおこなわれ。午後にはIMF増資法案についての質疑がおこなわ、それぞれ20分間の質問をします。
.
.