奮戦記
【08.10.23】全銀協会長の“開き直り記者会見”は許せない
全国銀行協会(全銀協)は、21日、中小企業に積極的に融資を行うよう、理事会で申し合わせをおこなったと言われています。
ところが、その直後の記者会見で、全銀協の杉山清次会長(みずほ銀行頭取)は、「貸し渋りをしている意識はない。貸せないところには貸していないということだ」「(バブル崩壊後の)不良債権問題のような状況を2度と作りたくない」と述べたそうです。
驚くべき発言です。これでは「改善する必要はない」「リスクはとらない」と開き直っているようなものです。
じっさい、銀行が、融資の審査基準を引き上げ、中小企業を中心に貸し渋りが広がっているのです。
民間調査機関によると、貸し渋りや“貸しはがし”を原因とする倒産が増えたと指摘しています。
銀行が公的性格を忘れ、自己の利益のみを追及し、中小企業はつぶれても当たり前という姿勢は、絶対に許せません。
明日(24日)は、財務金融委員会で質問します
明日、朝9時半から衆議院財務金融委員会が開かれ、中川大臣の「所信表明」に対する質問がおこなわれます。
私の質問は、10:15から20分間おこないます。
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