今日、8月15日は、63周年の終戦記念日にあたります。

　敗戦までの15年間にわたる日本軍国主義の侵略戦争と植民地支配は、310万人以上の日本国民と、アジア・太平洋地域の2000万人以上の犠牲者を含む重大な惨害をもたらしました。
　この過ち再び繰り返さないという決意のもと、戦後の日本は、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」、戦争の放棄、武力行使と武力による威嚇の禁止、戦力の不保持と交戦権の否認を憲法9条に明記したのです。

　この間、繰り返されてきた改憲策動を、世論の力と平和のたたかいによって封じ込め、先の国会では、憲法改悪に道を開く憲法調査会の設置を断念させました。

　アメリカに追従して自衛隊を海外に派兵し、派兵の恒久法づくりを狙っている日本政府の策動は、戦争で犠牲になった人々とその遺族の思いを踏みにじり、戦後日本の歩みを根本から覆すものです。

　日本共産党は、あの暗黒時代から侵略戦争と植民地支配に命がけでたたかい抜いた党です。
　再び戦争への道を繰り返すことがないよう、私も、平和の時代を築くため、力一杯たたかう決意です。

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