奮戦記
【08.05.12】参院で否決された道路特定財源について両院協議会を開き協議を
今日の参議院本会議で、道路特定財源を10年間続ける特例法案が否決されました。
政府与党は、これを重く受け止めるのではなく、逆に明日の衆議院本会議で再議決する方針だと言われていますが、それはまりにも強引なやり方です。
衆議院の議決と違う議決が、参議院で行われたのですから、衆議院の側から両院協議会を開いて協議するよう参議院に求める、というのがスジではないでしょうか。
両院協議会が開かれたなら、「10年」という期限を「1年」に短縮するという「成案」がまとまるかも知れません。
そうしてこそ、国会の役割が果たせるというものです。
そのことに、与党が耳を貸さないとしたら、それは、否決した参議院の意思を否定し、一般財源化を求める国民の意思を真っ向から踏みにじるものとして、厳しい指弾を受けることになるでしょう。
明日は、1時から衆議院本会議が開かれます。
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