奮戦記
【08.05.07】自民、民主が懲罰動議の応酬──“言論の府”に戻れ!
今日の議院運営委員会理事会で、自民党と民主党が出した懲罰動議をめぐって激論が交わされました。
自民党は、改正租税特別措置法が再可決された4月30日の衆院本会議のとき、河野洋平議長を押さえ込んで議場入りを妨害したとして、民主党の三日月大造衆院議員の懲罰を求める動議を5月2日に出しています。
一方、民主党も自民党の永岡桂子、葉梨康弘両衆院議員が民主党議員に暴力を振るったとして、懲罰動議を河野議長に出しました。
議運理事会では、それぞれが独自の主張を延べあいました。
私は、「国会は言論の府であるから、あくまでも言論でたたかうべきで、暴力的行為はあってはならない。行き過ぎた行為については、反省すべきだ。根本には、国民の声に逆らって、再議決を強行した与党に大きな問題がある」と述べました。
与党は、今月13日にも、10年間も道路だけに財源を囲い込む特例法案を衆院で再可決する方針と言われますが、再び混乱の原因をつくるようなことは、やるべきではありません。
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