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奮戦記

【08.03.04】参院予算委の事態をどう見るか──「議長あっせん」に立ち返れ

   今日の参議院予算委員会は、開かれないままの状態で終わりました。
 というより“始まりませんでした”というのが正確でしょうか。過半数を占めている民主党議員が出席しなかったため、定足数(過半数)に達しなかったからです。

 参院予算委は、昨日、理事会での合意なしに委員長が「職権」によって、今日の委員会開催を決めました。
 今朝、日本共産党の大門みきし参議院議員は、このような委員長職権による一方的な“委員会立て”に抗議しました。

   そのうえで、「充実した審議をするためにも、正常な委員会開催に委員長として努力すべきだ」と申し入れました。
 与党によって踏みにじられたとはいえ、議長あっせんで衆参両院の全党が合意した「充実した審議」をどう実現するかが重要だからです。
 いま、「議長あっせんが破棄された」という対応をするのではなく、「あっせんに立ち返れ」という対応こそ、求められているのではないでしょうか。

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