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奮戦記

【08.02.28】日本美術刀剣保存協会の“刀剣審査疑惑”を追及しました

   今日も、予算委員会第4分科会(文部科学)で質問しました。

 私がとりあげたのは、日本美術刀剣保存協会の“刀剣審査疑惑”についてです。

 公益法人というのは、公の利益に資する事業をおこなう財団・社団であり、そのため税制などの面で優遇されています。
 その公益法人のひとつに、日本美術刀剣保存協会があります。
 この協会の重要な役割の一つに、刀剣の値打ちを評価する仕事があります。これは当然、公平・公正でなければならず、一部の者の利益を不当に計るようなものであっては絶対になりません。
 この点を確かめると、渡海文部科学大臣も「その通り」と認めました。

   ところが、実際にはその基本を踏み外す運営がなされています。
 昨年5月の実地検査で、文科省・文化庁は、協会の規程が遵守されていないことを確認し、そのうえで「改善」をはかるよう「通知」を出して指導をしています。
 平成13年8月31日の実地検査を踏まえて文化庁は、同協会に対し、「刀剣及び刀装具の審査については、今後、財団の役員、職員並びにその親族は申請できないように改善する」旨の通知を出し指導を行っているのです。
 その理由を高塩文化庁次長はこう述べています。「刀剣審査の公平性を担保し、審査に対して疑義を挟まれることのないよう、同財団の役員、職員、その他の親族等が申請できないよう、自主規制による改善を指導した」(平成19年3月1日、予算委員会第4分科会)と。

   今日、私が新たにとりあげたのは、協会の常任理事に関わる新たな不正についてです。
 私の手元にあるのは、「重要刀剣審査申請書」(�癸牽苅魁砲亮未靴任后�
 「申請物件」として「太刀・銘・保則」「国・不詳・時代鎌倉後期」と書かれていたのを2本の線で消し「伝・新田庄・時代鎌倉後期」と書き直しているのです。
 さらにそこに書き込みがあって、「H19・11・6(田野辺常務理事の指示により変更」と記入されています。
 さらに「合格」を表す登録証にも、同様の「直し」が書き込まれています。

   専門家によると、書き換えられる前の「伝古吉井」とは備前のもので、「新田庄」とは群馬のもので「珍品」といわれているそうです。
 つまり「新田庄」とされれば、価値が高くなるのです。
 こんな書き換えが、一常務理事の指示によっておこなわれていることは、驚くべきことです。
 文化庁は、「この指摘された点も含めて実地検査をおこなう」と答弁しました。
 私は、「厳正に調査し、その結果を速やかに報告していただきたい」と要請しました。

 

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