奮戦記
【08.01.18】今日から通常国会。志位委員長が党議員団総会で挨拶
今日から通常国会が召集されました。臨時国会が15日に終わったばかりなのに、もう常会のはじまりです。日本共産党の公開議員団総会で、志位和夫委員長が挨拶をしました。
志位委員長は、この国会はこれまでにない「新しい特徴がある」と指摘しました。
それは、アメリカと財界に軸足を置いた自民党政治が行き詰まっているのに、自民党がそれを打開する旗印を示せないでいることです。かといって、これまでの路線を転換することもできないでいます。――結局、ごまかし取り繕いながら、「立ちいかなくなった路線にしがみついている」と指摘しました。
そのうえで、国民の切実な要求から出発して、外交でも内政でも自民党政治の枠組みそのものの根本的転換をもとめる論戦をおこない、構成的に政策転換を求めていくことが大切だと述べました。
福田康夫総理大臣の施政方針演説をはじめ政府四演説がおこなわれました
12時から開かれた第1回目の衆院本会議では、議席指定と特別委員会の設置が採決されました。
午後2時からの第2回目の本会議では、福田康夫総理大臣の施政方針演説をはじめとする政府四演説がおこなわれました。
福田総理の施政方針演説では、「与野党が信頼関係の上に立ってよく話し合い、結論を出し、国政を動かしていくことこそ、国民に対する政治の責任である」と述べました。
しかし、「消費税を含む税体系の抜本的改革」をおこなう、「日米同盟」を基本に自衛隊の活動を実施するため「一般法の検討」をすすめる、あるいは大企業の「研究開発税制の拡充」をおこなうなど、一方で国民負担を増やしながら、他方で財界・アメリカ向けの政策を推進するという従来型の内容でした。
政府四演説に対する代表質問は、来週からはじまります。
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