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奮戦記

【07.08.21】またしても領収書の二重添付! 塩崎官房長官の政治資金627万円

   塩崎恭久官房長官の事務所の女性職員が政治資金を着服し、発覚を防ぐため、領収書の一部を政治資金収支報告書に重複して添付していたことが分かりました。
 領収書を二重に添付する方法は、辞任した赤城徳彦前農林水産大臣の関係事務所と同じやり方です。
 この件については、「赤旗」日曜版編集部が塩崎事務所に、二重計上疑惑の支出項目を指摘、同事務所が「調査中」と回答していました。

   職員が着服していたとされるのは、自民党愛媛県第1選挙区支部の政治資金です。
 職員は隠蔽するため、平成17年選挙運動費用収支報告書に添付していた領収書の一部、約627万円分を、同支部の平成17年政治資金収支報告書に二重に添付していました。
 塩崎事務所は、19日付でこの職員を懲戒解雇しました。また、愛媛県選管に訂正を届け出ました。

   塩崎氏は「大変ショックで残念。自身の管理・監督責任につき深く反省し、徹底した実態解明と再発防止に全力を挙げたい」とのコメントを発表しました。

 しかし、600万円を超える二重計上は、チェックすれば容易に見つけることができるものです。
 塩崎氏は、なぜそれをしなかったのか。指摘されるまでなぜ放置したのか、その姿勢が厳しく問われます。

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